傭兵軍 ホバーバイク TORNADO
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操縦席部分はライダーを組んだあと、入念に仮組みを行ってください。コイルスプリングで自作したハンドルのグリップ部分に手が掛かるように、ステップ部には足が乗るように微調整します。微調整後、ライダーのおしりと座席部分を接着せずに真ちゅう線で接続すれば、塗装がラクになります。
オリジナルモデルでは、ビニールコードに真ちゅう線を差し込んだものが見受けられます。この場合はカッターでビニール部分だけを回し切りし、金属線部分をよじって引っ張り出すと空洞にしやすいです。
話が前後しましたが、ディテールアップ用に付属のビニールコードを使ってパイピングをする方は、HJ誌'83年9月号(絶版)や以下の画像を参照してください。もちろん、自由にパイピングするのもアリです。黒いコードを使えば、塗装しにくい部分以外はパイピング後に塗装したほうが効率がいいと思います。
左の画像の濃いグレーの棒状パーツは、オリジナルモデルでは、タミヤ1/35sdkfz232のパーツが使われています。とはいえ、こだわらなければ付けなくてもいいと思います。同キットを使用してサンドストーカーをスクラッチするとこのパーツが余るので、いずれスクラッチに挑戦しようと思っている方は使ってみるのもいいでしょう。ちなみに直径1mm、長さ14.5mmなので、真ちゅう線や細めのプラ棒、のばしランナーなどで対応してもいいと思います。
少々わかりにくいですが、メーターの下には穴を2箇所あけています。正面から見て右の穴に差したビニールコードは、操縦席の側面を這わせて本体に接続し、正面から見て左の穴に差したコードは、その下の操縦席前面の筒状突起の穴に差し込みます。
操縦席前面のいちばん突き出した部分(ヘッドライト)の横には空洞ビニールコード+真ちゅう線が付きます。ここは瞬間接着剤でくっつけるのがいいでしょう。