シュトラール軍 少将 PZ/M7567 ケーニヒス・クレーテ

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チャフディスペンサーの根元の「つ」の字のような部分は、オリジナルでは極薄の金属板を加工し、真ちゅう線を差しています。本来なら「つ」の内側もくりぬくべきですが、パーツが破損してしまうので、オレンジのバリ部分を除去するにとどめ、「つ」の内側には暗色を塗っておきましょう。

散布口はφ3mmピンバイスである程度掘り下げます。

 

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砲塔に真ちゅう線接続するための穴が浅いと根元から折れてしまうので「これでもか!」というくらい深く穴をあけます。φ0.5〜0.8mmのピンバイスでゆっくりていねいに開口してください。

暗色を塗る際はプラ角棒などに刺しておくと便利です。

 

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今回の作例では溶きパテで表面をガビガビさせていますが、その方法も解説します。用意するのはシンナー(ラッカー系orソフビカラー用)、ラッカーパテ、瞬着パテの粉の3点。その後の塗装を考え、今回は下地が侵されないソフビカラー用のシンナーを使用しました。

これらを塗料皿に入れ、筆で混ぜ合わせます。安い筆だと毛が抜けるのでちょっぴり高いのを使いましょう。

 

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完成後は見えない部分で練習してから、この「ガビガビ溶きパテ」を各部に少しずつペタペタ塗っていきます。粉の量を調節して自分好みの「ガビガビ」にしてください。

 

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厚く塗りすぎてモールドが埋まってしまったら、乾燥後にケガキ針などで復活させましょう。

飾り台は自由に活用してください。画像では5mm角棒とφ3mm真ちゅう線でT字型の支柱を自作しました。画像は月面用ですが、支点を低めの位置にしたほうが安定性が増します。

 

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塗装は脚部、腰部、砲塔といったぐあいにかなり大まかなブロックで塗っています。基本塗装終了後、組み上げて完了です。

ケーニヒスクレーテはRainbow eggキット史上、最多パーツ数で最高額になってしまったにもかかわらず、予想を上回る大勢の方に購入していただき、とても感謝しています。どうもありがとうございました。



以降は月面用改造パーツの製作ガイドとなります。

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