シュトラール軍 野戦自走ロケット砲 SPHINX
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インストの順序と異なりますが、本体の注意点を。本体前方はバリの識別が少々難しいです。オレンジ色部分がバリですので削ってください。
後方は段差が生じる場合がありますので、ていねいに成形してください。極小リベットがある近辺はヤスリがけが難しいので、ある程度までいったら目をつぶるのが無難かもしれません。
左の極小穴がふさがっている場合はφ1.0mmのピンバイスで開口して復活させてください。
このキットは砲塔やホバー部を肉抜きしましたが、変形を防ぐため肉厚にしているのでそれでもかなり重いです。「重すぎる!」という方で時間に余裕のある方は、軽量化するのもいいでしょう。ただし、かなりの労力を要します。荷重部分の削りすぎに注意してモーターツールなどでくりぬいていきます。
砲塔です。砲塔は前方および頂上のハッチを避けて斜めに分割しています。内部の外壁は反りや変形を防ぐためのものなので、軽量化したい方は除去するのもいいでしょう。
接着し組み立てると塗装しづらい内面を先に塗るとあとあとラクです。塗膜の強さから、レジンキットには暗色系のソフトビニール専用塗料を大ざっぱに筆塗りしいます。画像はありませんが、砲塔下の本体に付く小パーツ2点の裏側も塗装しづらいので先に塗っておくといいでしょう。
砲塔後部のパーツ配置です。長方形パーツの向きにご注意ください。ポッチ(死語?)が前になります。組立中、あとで塗りづらいなと思う箇所があったら臨機応変に塗っています。その際、パテ成形した部分も塗ってしまいキズやヒケなどのチェックを先にするのもいいかと思います。
頂上部の逆U字型の金属バーはφ1.5mm真ちゅう線を利用するときれいな逆U字型になります。
アンテナ基部はオリジナルではタミヤ1/20ブラバムBT-46のミラーが使われています。これもたまたまキットをお持ちでこのパーツが不要の方は使用してみるのもいいでしょう。
ちなみに横山先生は車やバイクのミラー、ウインカー類を流用することが結構あります(SAFSのシーカー、ファルケのトヨタS800のボンネットの上、スキンヘッドの側方警戒センサーなど)。マイオリジナル製作の際は何かのミラーを使うのもいいかもしれませんね。